訪問日
沢間駅:2019.05.03
寸又峡の駐車場:2020.09.04
千頭森林鉄道
千頭森林鉄道は1931から1935年にかけて区間ごとに開通。1969全線廃止している。
軌道は762mm で本線は千頭から柴沢44km、ほかに支線があった。
沢間から千頭までは大井川鉄道に乗り入れのために3線軌条だったそう。
千頭森林鉄道についてはwikipediaにあるから細かいことはそちらで。
全線徒歩は偉大な山行が様が書いている。
大井川鉄道沢間駅
2019年5月の連休の際、たまたま沢間駅を通りかかった。
ここが大井川鉄道井川線の沢間駅。屋根だけのしょぼい待合所は新しい。昔渋い駅舎あったが2018年(平成30年)12月3日に抹殺された。
ホームと線路がほぼ同じ高さだ。
大井川鉄道といえば途中の閑蔵みたいな変な駅で降りようとすると、過干渉な車掌にどこに行くのかと無意味に詮索され何だこいつ…と思ったのが懐かしい。
沢間駅のホッパー
沢間駅から千頭方向に100mくらい歩くと変なシェルターっぽいものがある。上のコンクリートの奥側は欠損しているようだ。
緑とコンクリートの灰色のコントラストが良い。
近づいてみる
下にもぐりこんでみるとホッパーがある。
初めて見た時は大井川鉄道の構造物と思っていたが、あとで千頭で聞いたら千頭森林鉄道のものとのことだった。
右のコンクリートの柱は一部腐食している。なかなかの存在感。
4つ金属のホッパーが残っていた。腐食し開いている。
唯一1つだけは閉まってた。石をせき止めている。
とりあえず登る
山側からアプローチすれば登れる。枯れ枝がとっちらかっている。
安全性もへったくれもないので、コンプラ意識の高い人はおやめください(意識低)。僕は物体を見ると登ってみたくなる。
5月訪問で、新緑にコンクリートが覆われている。
先述したが帰りに千頭駅で聞き込みをした。あのホッパーは大井川鉄道のものなのか?
するとホッパーは大井川鉄道ではなく千頭森林鉄道のものだとのこと。最初に聞いた窓口の職員は若すぎてわからず、奥の部屋のおじさんが言ってくれた(ただしそのおじさんも実際に運行している時の記憶はないらしい。なにしろ1969年廃止だし。)
寸又峡温泉の保存車両
1年後の2020年寸又峡にたまたま用事があった(すっとぼけ)。
病原菌のせいで客は少な目だが、他県ナンバーが観光に来ていたし、原チャリでここまでやってきた若者も2名いた。
しかしすれ違う路線バスがガラガラで見ていて悲しい。
寸又峡の駐車場には保存車両がある。
寸又峡温泉街の入り口、駐車場に機関車とワゴンが展示してある。
手前の屋根は路線バスの待合所だ。
機関車(おおざっぱ)
鉄板がとっぱらわれてる
協三工業らしい。細かい車両の形式はわかりません適当。
片側のドアは開放してあり、運転台にも客車にも入れる。
ワゴンの中。木造感。
おわり!